Content Analytics(以下CA)でキャプチャ・計測できるページやUIと、できないページやUIをまとめました。ポップアップ、アコーディオン、ハンバーガーメニュー、ログインが必要なページ、SPAサイトなど、お問い合わせの多いケースを掲載しています。
※Content Analyticsのキャプチャは、弊社のクローラーが対象ページのURLに直接アクセスしたときの表示内容をもとに作成されます。そのため、URLに直接アクセスしたときに画面に表示されていない要素は、そのままでは計測できません。例えば、閉じた状態のアコーディオンの中身や、クリックして初めて開くメニュー、ログインしないと見られないページなどです。多くのケースは、「ターゲットコンテンツ」機能や「クローラーコントローラー」で対応できます。
1: 対応可否の早見表
表の記号の意味は次のとおりです。
- 〇:標準で計測できる
- △:追加の設定(ターゲットコンテンツ機能、またはクローラーコントローラー)で計測できる
- 要相談:実現にかかる負担が大きいため、個別にご相談ください
- ×:現在のCAでは計測できない
| ページ・UIの種類 | 対応 | 対応方法・補足 |
|---|---|---|
| URLに直接アクセスしたときに表示されている通常のコンテンツ | 〇 | 設定は不要です。 |
| 初期状態で開いているアコーディオン・タブ | 〇 | 設定は不要です。 |
| iframeで表示しているコンテンツ(YouTubeの埋め込みなど) | 〇(ビュー数のみ) | ビュー数は計測できますが、iframe内のクリックや動画の再生は計測できません。 |
| カルーセル(表示箇所が自動的にスライドされるもの) | △ | ターゲットコンテンツ機能で計測できます。すべてのスライドを1枚ずつ取得することは難しい場合があります。 また、手動でスライドする必要があるタイプのカルーセルは計測ができません。 |
| 初期状態で閉じているアコーディオン・タブ | △ | クローラーコントローラーでアコーディオンを開いた状態にして計測させることができます。 |
| ハンバーガーメニュー | △ | クローラーコントローラーでメニューを開いた状態にして計測させることができます。 |
| ポップアップ・モーダル(ほかのコンテンツに重なるもの) | △ | クローラーコントローラーで閉じたり削除したりして、下にあるコンテンツを計測できるようにします。表示までに時間がかかるポップアップにも対応可能です。 |
| Cookie同意バナー・年齢確認画面 | △ | クローラーコントローラーで閉じてからキャプチャできます。 |
| 追従・フローティング要素(固定ヘッダー、追従バナーなど) | △ | クローラーコントローラーで表示または削除して、計測できるようにします。 |
| スクロールに連動して表示されるコンテンツ | △ | クローラーコントローラーで表示した状態にして計測できるようにします。 |
| 動画(videoタグ) | △ | 動画ブロックがコンテンツとして分割されない場合は、クローラーコントローラーで対応できることがあります。 |
| キャプチャの高さや表示が崩れるページ | △ | クローラーコントローラーで表示を補正できる場合があります。 |
| ログインが必要なページ(IDとパスワードでログインするもの) | △ | クローラー用のテストアカウントをご用意いただければ、クローラーコントローラーでログインしてキャプチャすることが可能です。 |
| URLがパス単位で切り替わるSPAサイト(例: /step1 → /step2) | 〇 | ページごとに計測することができます。 |
| URLが変わらずに画面が切り替わるSPA(URLの # 以降だけが変わるものを含む) | × | 最初に表示される画面だけが計測対象になります。 |
| 購入/申込み完了までの決済フロー | 要相談 | カート・入力フォーム・確認画面など確定前の途中画面まで クローラーコントローラーでフォームを入力させて進めることができます。 完了画面につきましては、URLの直接入力で開ける場合を除き、✕となります。 |
| 会員登録フロー | ||
| 二段階認証(ワンタイムパスワード)が必要なページ | × | その都度発行されるパスワードを、クローラーが自動で入力できないためです。 |
| 端末認証・デバイス認証が必要なページ | × | クローラーの接続元をもとに許可しても、端末の認証を通過できないためです。 |
| テスト用アカウントを発行できない会員ページ | × | クローラーがログインできないためです。 |
| Shadow DOM内の要素 | × | キャプチャ画像には写りますが、コンテンツとして分割・認識できません。 |
| 画面より大きな画像が無限にスライドし続けるアニメーション | × | 全体が1つの巨大なコンテンツとして認識されてしまいます。 |
| ログイン後、特定の状態のときだけ表示されるページ | △ | 例:定期便の変更画面、注文履歴の詳細 など その状態を常に保ったクローラー用アカウントが必要です。解約などで状態が変わるとキャプチャできなくなるので、一時的なアカウントではなく継続して使えるアカウントが必要になります。 |
| 閲覧履歴によって内容が変わる表示 | 要相談 | 例:最近チェックした商品 など クローラーは毎回「はじめて訪れたユーザー」として表示します。事前に商品ページを見せる操作で再現できる場合もありますが、サイトの仕組みによっては反映されません。 |
2: 追加の設定で計測できるケース
ターゲットコンテンツ機能(お客様ご自身で設定できます)
カルーセルなどの画面内の決まった範囲で表示が切り替わるコンテンツに使います。CSSセレクターで対象のコンテンツを指定すると、そのコンテンツが画面に表示されるまで、キャプチャの取得を最大30秒間繰り返します。何度繰り返しても取得できなかった場合は計測できません。
クローラーコントローラー(UNCOVER TRUTH側で設定)
キャプチャを取得する前に、クローラーにブラウザ上の操作をさせる機能です。「ユーザーがブラウザで手動でできる操作」であれば、基本的に対応することができます。例えば、ボタンのクリック、テキストの入力、ログイン、決まった時間の待機、ポップアップなど不要な要素の削除、JavaScriptの実行です。
フォームなどの入力内容を指定して、キャプチャをさせることも可能ですが、クローラーコントローラー設定後にフォーム内容を変更した場合、再度設定が必要となります。「4: キャプチャ以外の方法で分析する」の方法もご検討ください。
クローラーコントローラーは弊社の技術者が設定します。ご希望の場合は弊社カスタマーサクセスにご相談ください。
ログインが必要なページを計測するとき
- クローラーがログインに使うテスト用アカウント(IDとパスワード)をご用意ください。
- ログイン後のページは、テスト用アカウントでログインしたときの表示内容でキャプチャされます。そのため、ユーザーごとに内容が変わる部分(閲覧履歴やおすすめ商品など)は、実際のユーザーが見ている表示と異なる場合があります。
- 計測できるのは、キャプチャを取得できたページのビュー数やクリック数などです。
3: SPAサイトの計測について
SPA(シングルページアプリケーション)のサイトでも、画面が切り替わるたびにURLのパスが変わる構成であれば計測できます。計測できないのは、URLが変わらないまま画面の内容が入れ替わる部分だけです。
- 計測できる例:
https://example.com/form/step1→https://example.com/form/step2のように、画面ごとにURLのパスが変わる - 計測できない例:URLが変わらない、またはURLの
#以降だけが変わって画面が切り替わる(この場合、最初に表示される画面だけが計測対象になります)
判断が難しい場合は、対象ページのURLを添えてお問い合わせください。
4: キャプチャ以外の方法で分析する(ステップ形式のフォーム・モーダル内のフォームなど)
「ユーザーがフォームのどのステップまで進んだか」を知りたいときは、キャプチャを取るよりも、クリックイベントとファネルレポートを組み合わせる方法がおすすめです。URLが変わらないフォーム、モーダル内で進む申し込みフォーム、カート画面などで使えます。
- Googleタグマネージャー(GTM)などを使い、各ステップの「次へ」「決定」などのボタンがクリックされたときに、CAのカスタムイベントを送るように設定します。
- 送ったイベントをゴールとして登録します。
- ファネルレポートで各ステップのイベントを順番に並べ、どのステップで離脱しているかを確認します。
5: クローラーのアクセスがブロックされる場合
サイトのファイアウォール(WAF)やセキュリティ設定によって、弊社のクローラーのアクセスがブロックされ、キャプチャを取得できない場合があります。弊社のクローラーは決まったIPアドレスからアクセスするため、サイト側でそのIPアドレスからのアクセスを許可すると解消できます。許可が必要なIPアドレスは下記となります。
■ContentAnalytics本番環境
・13.115.67.219
・35.75.94.136
■ContentAnalytics検証環境
・13.114.172.224
・35.73.141.94
6: ご相談時にお知らせいただきたいこと
上の表にないケースや、対応できるか判断が難しいケースは、次の情報を添えてお問い合わせください。
- 対象ページのURL
- 計測したいコンテンツと、それを表示させるための操作手順(例:「〇〇ボタンをクリックすると開くメニュー」)
- ログインが必要な場合は、テスト用アカウントを発行できるかどうか
- アカウントにどんな状態(定期便の契約など)が必要か
- PCとスマートフォンのどちらで(もしくは両方)計測したいか