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コンテンツマーケティングで成功するためのサイト種別選択とコンテンツ制作の考え方

※読了時間(5~7分)

こんなお困りをお持ちのご担当者様へ
・既存サイトのコンテンツを拡充すべきか、新規サイトを立ち上げるべきか判断できない
・コンテンツマーケティングに取り組んでいるが効果が出ない・・・

この記事を読むと知れること
・どのサイトでコンテンツマーケティングを取り組むべきか、そのメリットとデメリット
・コンテンツ制作の具体的な手順
・公開した記事の効果が出なかった時のリライト手順


こんにちは。
UNCOVER TRUTHでCCO(Chief Content Officer)を務めております藤原尚也です。

前回は、コンテンツマーケティングで成功するための戦略と基本の考え方にて基本的な考え方や取り組みの手順などをお伝えしました。
※まだ前回の内容をご覧になっていない方は事前にご確認いただくと、今回の内容がよりわかりやすくなりますので、ぜひ一度ご覧ください。

今回は、もう少し踏み込んで運用方法にフォーカスした内容をお話させてください。


1. コンテンツマーケティングを成功させるためにサイト選択が重要

コンテンツマーケティングを取り組む場合に、大きく2つの手法があります。

1つ目は「自社サイト内のコンテンツを拡充させるパターン」
2つ目は「別のサイトを立ち上げてコンテンツを展開するパターン」

それぞれのメリットとデメリットをご説明しましょう。

サイト種別毎のメリット・デメリット

上記のように、コンテンツマーケティングを主軸とするサイトをどこにするかで、
その後のコンテンツ制作やマーケティングプランが大きく変わります。

私のオススメ!

コンテンツマーケティングを行う最大の目的は「新しい顧客を獲得する」こと。
別サイトで立ちあげて、コンテンツマーケティングを推進することをお勧めします。

自社の商品やサービスをまだ知らない、知っていても誤解されているケースから脱却するために、中立な立場でコンテンツを用意し、競合との違いや市場での状況や正しい成分や効果を伝える必要があると思います。

2. コンテンツ制作手順について

展開するサイトが決まれば、いよいよコンテンツ制作に入ります。
前回のブログでも記載しましたが、重要キーワードと言われる検索キーワードを別に関連キーワードを洗い出します。(コンテンツマーケティングで成功するための戦略と基本の考え方

以下のようにキーワードの優先順位と記事の構成案を整理していきます。

そこから、検索をしているユーザーのペルソナ像を可視化し、記事内のビッグキーワードを攻略するための関連キーワードの記事構成を具体的に作っていきます。

ここから、1つ1つのコンテンツ記事に落とし込むために、1つのキーワード単位でペルソナ設計を組み立てます。以下は、ファンデーションのコンテンツ制作のためにペルソナを可視化しています。重要なことは、なぜ、ユーザーが検索しているのか?ということを想像し、可視化していくことです。この作業は、単なる想像ではなく、定性的な情報と定量的な情報を活用して欲しいです。

例えば、定性的な情報には「カスタマーサポート」に集まる生のお客様の声をぜひ活用してください。また、そういったお客様の声のボリュームがどのくらいあるのかを定量的に調べることで、最大公約数のターゲットのペルソナ像が浮かび上がってくることでしょう。

ここから、資料の右側のように、それぞれのポイントで箇条書きに整理していきます。

「悩み」
「原因」
「対策」
「根拠」
「まとめ」

上記をそれぞれ文書や図解やデータグラフを使って、コンテンツ記事に仕上げていくことができます。
まさに、Googleにとっても「検索意図を理解し、独自性の情報とお客様の生の声を活かしている信頼性のある情報を活用した質の高いコンテンツ記事」ができあがります。

3.リライトする記事の運用方法について

これまでの手順で質の高いコンテンツを制作していても、実際に効果が良くないこともあります。その時は、Googleサーチコンソールやヒートマップツールを活用して、以下の手順で改善していきます。

①GoogleサーチコンソールでCTRが低い場合
・タイトルの見直し

②Googleサーチコンソールで検索順位が低い場合
・検索結果の1ページ目のサイトや記事の目次やコンテンツ内容を比較し見直す

③Googleサーチコンソールで表示回数が少ない場合
・上記、②の影響によりますが、順位が高くても少ない場合があります。その場合は、検索ボリュームを見直し、多いキーワードに内容を変えていく必要があります。

④ヒートマップツールでリンク箇所が見られてない、もしくはクリックされていない場合
・クリエイティブや記事構成を見直す必要があります。

という風に、
ツールを活用して、定期的にコンテンツをリライトしていくことが重要です。

今回はここまでです。
前回より一歩踏み込んで、より具体的な手法についてご紹介させていただきました。コンテンツマーケティングに取り組む皆さまの参考になれば幸いです。

藤原 尚也
株式会社UNCOVER TRUTH
CCO(チーフ・コンテンツ・オフィサー)

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)で、ツタヤオンラインのEC事業やTポイントを活用したデータベースマーケティング事業を立ち上げに従事。その後、ニキビケアのプロアクティブやファンデーションのエクスボーテなど化粧品分野でのデジタルマーケティング手法を確立した。 現在はアパレルブランド「ドゥクラッセ 」の CMO兼Web事業長でありながら、デジタル業界の人材育成のため、セミナー講師としての登壇も多数行っている。 コンテンツマーケティング分野においては、「ニキペディア」や「ファンデーションカタログ」などのオウンドメディアを成功させている。

UNCOVER TRUTHでは様々な業界の企業さまのWeb事業を成長させるお手伝いをさせていただいております。
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