BLOG

ブログ

コンテンツアナリティクス導入事例|株式会社NODE様

こんにちは!UNCOVER TRUTH の伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)です!

今回は、当社が提供するWebコンテンツ分析ツール『Content Analytics(以下:コンテンツアナリティクス)』を、クライアント側への導入でご利用いただいている、株式会社NODEのコンサルティング事業 マネージャーである石田 直行氏にインタビューをしました。

プロフィール紹介

株式会社NODE
コンサルティング事業
マネージャー
石田 直行 氏

アパレルのEC及び店舗プロデュース事業を起業後、デジタルコンテンツプロダクションへの参画を経て、2015年にアクセンチュア入社。自動車メーカー・証券会社・生命保険会社・官公庁などのマーケティング支援プロジェクトに従事。マーケティング戦略やデジタル戦略・SNS戦略などの立案から施策の実行支援まで幅広く手掛ける。CRM型のマーケティング戦略策定やチャネル横断でのコミュニケーション設計を得意とする。2023年NODE入社。コンサルティング事業 マネージャー。

株式会社NODEについて

ーーーこの度は、インタビューの機会をいただきありがとうございます。改めまして、NODEさんではどのようなサービス(コンサルティング)をご提供されているのでしょうか?

石田 氏:顧客体験(CX)を主戦場としています。その中でも、NODEでは大きく4つのフェーズに対応しています。1つ目のフェーズでは、お客さま側の事業構想が、まだまだ柔らかい段階にあり、勉強会やワークショップをご提供しながら、前に進みやすくするようなお手伝いをしています。そうした中で、事業の方向性が固まり始めた場合には、2つ目のフェーズとしてプロトタイプの検証を行うお手伝いをしていきます。プロトタイプの検証を終えれば、3つ目として実証実験のフェーズがあり、最終的に4つ目のフェーズの市場投入となるわけですが、その際には、業務のインハウス化や社員さんのスキルアップ部分のお手伝いをさせていただいています。

ーーー事業を作るところから、事業が走り始めるまでをご支援されているのですね、私たちもお願いできたら嬉しいです。

石田 氏:ぜひ、ご一緒に何かできれば良いですね。特に私の場合、事業構想がまだまだ柔らかいプロジェクトを担当することが多いです。事業構想が柔らかい段階だと、時間がどのぐらい掛かるのかさえもわかりにくい段階ですが、内容が固まっていくと、すぐに売上や何らかの数字を求めるようになっていきます。数字を作っていける環境をスピーディーに整えつつ、強固な運用体制を作っていくところで、御社とご一緒できると良いですね。

コンテンツの価値を定量的に確認できると判断しやすくなる

ーーー現在は、NODEさんのクライアント企業側にコンテンツアナリティクスをご利用いただいています。どのような場面でご活用いただいているのでしょうか?

我々が事業構想のフェーズから、数ヶ月に渡りワークショップを行いながら方向性と計画を立ててきた中で、

・これまで作ってきたコンテンツがどうだったのか?
・どのような方向で改善するのが良いのか?
・実際のユーザーはどこを良いと思ってくれているのか?

等を、改めて確認していこうと考えたときに、GAのデータや実際のユーザーに聞いてみるような定性的な調査はできるのですが、定量的にコンテンツの価値を確認したうえで、方向性や注力すべき点を考えてみたいとも思っていました。

実際に、コンテンツアナリティクスで定量的に確認することで、自分たちではユーザーに刺さるポイントだと考えていたコンテンツが、思ったより見られていない等が明らかになってくるので、それらを元に改善を進めていきました。

クライアント側にとっては、我々のような外部からの提案だと、ご自分たちで精一杯やってきた部分への批判のように感じられてしまう場面もたまにあるのですが、実際の数字が添えられることにより、クライアント側でも、結果を踏まえて改善してみようという判断をしやすくなっていると感じます。

ーーークライアントへの提案に更なるファクトが付いたということですね。

元々、定量的なファクトには、コンバージョンやページごとのパフォーマンス、それこそヒューリスティック評価等の分析が添えられます。コンテンツアナリティクスが加わったことで、写真やコピーライティング等の情緒的な価値に関しても定量化できるようになりました。

クライアント企業によっては「うちのブランドは、こういう情緒的な価値が伝わるビジュアルやコピーライティングで良い」と考えていることも多いのですが、実際にどのコピーが良くて、どのようなビジュアルが良いのか?までを定量的に把握できていない状況もあります。

コンテンツアナリティクスを利用していく中で、このような部分にも具体的な数字を添えられるようになり、よりご納得いただいた上で進んでいけるようになってきたのは、これまでとの大きな違いだと感じています。

ページ内のコンテンツを自動で要素分解し、どのぐらい見られているのか?押されているのか?ゴールに貢献しているのか?コンテンツを評価するために必要な4つの指標で確認できます

扱いやすいので、施策実行の難易度が下がり、速度が上がる

ーーーコンテンツアナリティクスを実際にご利用いただく中で、この機能が良いと感じる部分はありますか?

石田 氏:冒頭でもお伝えした通り、最終的には、クライアント側がインハウスで自走していけるようにお手伝いをしていくわけですが、導入するツール一つとっても、最終的にクライアントが扱いきれるかどうかも考えなければなりません。例えば、GA4に変わってから、扱いに苦戦しているお客さまをよく見かけます。設定等もそうした方が良いのはわかっているものの、難易度が高く諦めがちになっているお話も良く伺います。

そういった観点で考えると、コンテンツアナリティクスは、タグを入れるだけで、ここまで見られるという部分は、圧倒的に使いやすいなと感じています。スピーディーにクライアント自身で扱えるだろうと感じられるレベルで、しっかりと成果が見えるのはすごいと思います。

レポート画面:成果の高いコンテンツはランキングですぐにわかります

ーーー実際に、コンテンツアナリティクスを導入して活用が進んでいくケースに多いのは、ご自分でも興味を持って確認しながら、代理店やベンダーと一緒にディスカッションしながら進めているケースです。最近は、このような形を望まれているクライアントも多いと感じています。

石田 氏:そうですね。我々の場合、大手のコンサルティングのような「こうした方が良い」とお伝えして理解してもらうような進め方とは異なり「この辺りは、筋が良さそうだと思うのですが、どう思われますか?」とディスカッションを繰り返しながら進めています。

我々が、データの分析や改善のお手伝いに入る際、データを見て「この部分の数値が下がったから、これをしよう」と言うよりは「お客さまがどう感じた結果、この数値につながったのか」へ変換してから、施策を考えられるようにお手伝いをしています。仮に、コンバージョンの数値の上下から考えようとすると、各人で想像できる範囲も大きく、意見がバラバラになりがちです。

コンテンツアナリティクスを利用することで「この部分のテキストと、このようなカテゴリのコンテンツが貢献しているが、その上にある説明のコンテンツがまったく見られていないし、離脱のポイントになっていますね」といった具体でディスカッションを進めやすくなりますし、顧客理解も圧倒的に速くなると感じています。

ーーー他の企業では、コンテンツアナリティクスで分かったお客さまの関心度が高い内容を元に、記事やページを作っていく流れもあるのですが、このような活用もされているのでしょうか?

石田 氏:このコンテンツは引きがありそう、勝ち目がありそう等を、仮説と照らし合わせて、コンテンツアナリティクスのデータを添えて企画もしています。仮に、価値やベネフィット、悩みを解決するコンテンツ等を揃えたときに、複数パターンの組み合わせでABテストを実施して、成果を見るのが一般的かと思います。とはいえ、数パターンのABテストを実施するには、実際には様々な部分を確認する必要があり、作業工数も割とかかります。

コンテンツアナリティクスを導入することで、施策実施から改善までの流れが変わりました。例えば、まずは作ったページの結果を見ます。その上で、思い通りだった部分 or そうでなかった部分を、ピンポイントで、成果に貢献している or していないという軸で判断出来るようになります。結果として、作業工数も抑えられ、施策の実施速度も上がるようになりました。

コンテンツアナリティクスが解決すること

ーーー改めての質問になりますが、コンテンツアナリティクスを利用することで、どのようなことが解決されたのでしょうか?

石田 氏:重複する部分もありますが、単純なUIのアセットの改善ではなく、コピーライティングや画像の選択の良い悪いを、成果貢献という尺度でしっかりと測れるようになりました。これまでだと、お客さまが、どのような期待を持って訪れて動いているのかを調べる為には、実際のお客さまに動かしてもらったり、UIやユーザビリティの担当者が、ヒューリスティック評価で洗い出すようなやり方が中心でした。

リンクがあると勘違いして、多くのお客さまがこの部分を触っている等が、圧倒的に速く明確にわかるようになりました。ヒューリスティックな観点に、実際のデータが添えられるようになったことで、情緒的な価値への評価とユーザビリティのどちらにもメリットが大きいと感じています。

ページは様々なコンテンツでできています。ページ単位の分析だけでは、ページ内のどこを改善すべきかは容易にはわかりません
ユーザー毎にページ・コンテンツ単位でログを蓄積:ユーザーのページ内での動きや興味関心がデータでわかります

ーーーコンテンツの分析やページ内の分析をすることで、使われ方も見えてくるということは、お客さまへの理解が深まっていきますね。

石田 氏:最終的にお客さまとの接点となる部分が、どれだけ使いやすいのか、本当にいいと思っていただけるのか、この部分をおろそかにしてしまうと、他の施策をどんなに頑張ってもコンバージョンが生まれなくなってしまうでしょう。こういったことを分析しながら改善をしていくことは、とても大事だと考えています。

ーーーどのような課題をお持ちの企業にコンテンツアナリティクスをおすすめできますでしょうか?

石田 氏:例えば、ABテストを何パターンも組み合わせて、GAとGTMで細かいところまでの設定をして、挙動を確認して、それらを全てのLP等に仕込んでいくのであれば、似たようなデータは取れなくないのかもしれません。

ですが、前述の流れを、仮にインハウスでやるにしても、難易度と膨大な工数に対応できるのか、外部に頼むにしても、費用感、規模感でどう判断するのかといった現実的な問題が出てくることが多いと思います。ウェブ運用制作チームをインハウスで大きな規模感で抱えてるような企業であれば、必要に応じて選べる手段も多いと思いますが。

クライアントごとに体制やご予算のご都合がありますので、限られた予算と体制の中で試して行きたい、そうはいってもスピード感も持って進めていきたいという場合等にとてもマッチすると感じています。

顧客理解をコンテンツアナリティクスのデータで促進し、お客さまにとってより適切な訴求やコミュニケーションを

ーーーページを試しで作りながら、どんどん改善して変えていく中で、GA4のイベント設計と実装時間に充分な時間を使えない状態は多くあると思います。そういった観点からコンテンツアナリティクスを選んでくださっているお客さまも多いと感じます。ちなみに、データ内容を理解するまでは大変でしたか?

石田 氏:我々は、普段からデータを見て解釈することを仕事にしていますので、データ内容への理解が大変ということはありませんでした。むしろ、これまで成果に対して少し遠いデータを見ることもありましたが、そのようなデータから考えていた考察に対して、補足・強化できるようになり、解像度がグッと上がったように感じています。仮説の立証、新たな仮説の発掘の両方に活きています。

コンテンツアナリティクスに対する今後への期待

ーーー最後に、コンテンツアナリティクスの今後に期待する部分を教えていただけますでしょうか?

石田 氏:強いて言えば、クライアントやその環境にもよりますが、BIツール等の他ツールとのコネクタが拡充していくと提案する側としては、嬉しいなと思っています。まだ若いソリューションということですので、今後の拡充を期待しています!

ーーー本日はありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!

当社が提供する「Content Analytics(コンテンツアナリティクス)」とは?

サイトの利便性を高めるUI/UXの改善のため、お客さまとよりよいコミュニケーションを取るために、お客さまの興味関心を理解するためのツールとして『コンテンツアナリティクス』をご提供しております。タグを入れるだけで、ページ内をコンテンツ単位で計測・解析ができ、ユーザーの嗜好性や興味関心をページ内の閲覧傾向から数値化することもできます。これまでアンケート等でしか取ることが出来なかった、ユーザー一人ひとりのインサイトを取得でき、適切な訴求・コミュニケーションに活かせます。


この記事を書いた人

伊藤 有紀子(いとう ゆきこ)

株式会社UNCOVER TRUTH

ビジネスデベロップメントグループ

Content Analytics チームリーダー

サービスのご相談、資料請求、
お問い合わせをお待ちしております。

We are looking forward for your inquiry.

お問い合わせCONTACT US