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限られたリソースで最大の成果を出す「賢いサイト運営」とは? 小川卓が語る、AIを活用した意思決定の最適化【セミナーレポート】

「GA4で全体の数字は追っているし、ヒートマップも入れている。でも、具体的な改善アクションに繋がらない」
多くの企業が抱えるこの課題に対し、2月17日開催のカンファレンスにて、弊社CAO(最高分析責任者)の小川卓が「限られたリソースで最大の成果を出す『賢いサイト運営』」をテーマに登壇しました。
本記事では、サイト内改善が上手くいかない「根本的な原因」と、AIを活用して分析業務を自動化し、意思決定のスピードを劇的に上げる最新のアプローチについてレポートします。

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小川が解説したスライド資料(PDF)を配布しております。

社内の分析力強化資料として、ぜひご活用ください。

サイト内の解析と改善、本当にできていますか?

小川はまず、「サイト内改善ができていない状態とは、バケツに穴が空いた状態である」と指摘しました。穴(離脱ポイント)を塞がずに集客(広告など)ばかりに投資しても、ザルで水をすくうようなものです。

では、なぜ穴を見つけられないのでしょうか? 多くの現場では、以下のような「3つの落とし穴」に陥っています。

1. 全体の数値(GA4など)だけを見て改善しようとしている
「直帰率が高い」ことは分かっても、「ページの『どこ』が原因で直帰したのか」までは分かりません。 

2. 過去の成功例や勘に頼っている
「以前このボタンの色で成功したから」という表面的な経験則で施策を打ってしまう。 

3. ページ内の「要素(コンテンツ)」の分析が足りていない
画像やテキストなど、ユーザーがどのコンテンツをしっかり見ているのかを把握できていない。

これらに加え、現代の現場には「人がいない(専門人材の不足)」「時間がない(日々の業務に追われている)」という2つの大きな壁が存在します。

結果として、ツールを入れても分析する余裕がなく、改善サイクルが回らないという事態に陥っています。

解決策:「コンテンツ分析」×「AI」の融合

この「リソース不足」と「分析の浅さ」を同時に解決するのが、Webサイト分析ツール「Content Analytics(コンテンツアナリティクス)」です。

最大の特長は、URL単位ではなく「コンテンツ(ページ内の見出しや画像などの要素)単位」で、表示回数や閲覧秒数、クリック率などの数値を自動で可視化できる点です。

さらに、ここに「分析メソッド(2万文字以上のプロンプト)」を学習したAIエージェントが加わります。
データをもとに、AIが「このコンテンツは読まれているが、ボタンが押されていない。だから〇〇を改善すべき」という具体的な考察と提案までを即時に提示してくれます。

AIがもたらす「社内プロセスの劇的変革」

AIエージェントの導入は、単なる作業の時短にとどまらず、社内の業務プロセスそのものを変革します。

【AIによる自動報告(ウィークリーレポート)】 

「ツールを開く時間がない」という課題に対し、AIが決まった日時にサイトを自動分析し、SlackやTeamsなどのチャットツールやメールへ「今週の分析結果と改善提案」を直接通知してくれます。

【定例会議のあり方が変わる】 

これまで「データの集計」に1〜2週間かかり、会議が「結果の報告」で終わっていたプロセスが激変します。
AIが瞬時に分析を終わらせるため、会議の場は「AIの提案をもとに、どう改善施策を実行するか(ネクストアクションの決定)」を議論する場へと変わります。

一歩進んだ分析:データ連携が顧客理解を深める

セミナーの後半では、Content Analyticsの拡張性についても解説されました。

  • 属性ごとの分析(カスタムディメンション/CDP連携): 「会員と非会員」「購入履歴のあるユーザー」などでセグメントを分け、特定の顧客層がどのコンテンツに興味を持っているかを深く分析できます。
  • ABテストツール(VWO)との連携: AIが見つけた課題をもとに、ノーコードで素早くABテストを実行し、シームレスに改善サイクルを回すことが可能です。

まとめ:大事なのは「How」ではなく「Why」

セッションの最後に、小川は最も重要なメッセージを語りました。

「大事なのは『どう改善するか(How)』ではなく、『なぜそうなったのか(Why)』です」

分析から改善までのサイクルにおいて、AIの力で「データ集計(How)」の時間を極限まで削減できるようになりました。だからこそ、人間は「なぜユーザーはこのコンテンツを読まなかったのか?」という顧客心理の理解(Why)と、意思決定に時間を投資すべきなのです。

【Next Action】さらに詳しい情報を知りたい方へ

本記事でご紹介した内容は、ほんの一部です。 「もっと具体的な事例を知りたい」「自社の課題を相談したい」という方は、ぜひ以下のセミナーや資料をご活用ください。

【セミナー】【3/10開催】小川卓が語る「施策ではなく、“事業を動かすマーケティング”とは」

UNCOVER TRUTH CAO(最高分析責任者)の小川卓が株式会社電通コンサルティングの齊藤 美和子さんと対談し、事業を動かすマーケティングについて深掘りします。

【資料ダウンロード】今回の「登壇資料」を無料ダウンロード

本記事の元となった2月17日(火)登壇セミナーの要点をまとめたスライド資料(PDF)を配布しております。
「顧客理解の2つの壁」の図解や、小川卓の分析メソッドを手元に残したい方は、ぜひダウンロードしてください。

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