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小川卓の仕事術 「2017年のWebアナリストの成長戦略を考える」|イベントレポート

いつもブログでレポートしているセミナーとは趣旨を変え、今回は弊社CAO小川卓のWebアナリストとしての活動に焦点を当てた内容です。


Webアナリスト・小川卓の時間の使い方

2015年にフリーのWebアナリストとして活動を始めて2年。本日のセミナーでは「フリーランスのWebアナリストって、結局どういう生活をして、どういうことをやっているの?」という疑問にお答えしました。

弊社UNCOVER TRUTHのCAOとして活動する小川は、他にも複数の企業と顧問契約を結んでいるほか、個人としてもコンサルティング業務にあたっています。現在の小川の仕事の内訳は以下のとおり

  • 役員コンサル55%
  • 個人コンサル15%
  • セミナー19%
  • 執筆活動11%

時期によって執筆にウエイトを置く月もあればセミナーを月に13件こなす月もありますが、分析業務や打ち合わせに費やす時間は平均して月120時間ほど。UNCOVER TRUTHの仕事で大型案件を複数進行していた2016年2月には、分析業務だけで120時間、トータル170時間超の稼働…と、フリーランスならではの振れ幅もあるようです。

現在のお仕事サイクル

そんな小川の”お仕事サイクル”は「分析・改善活動を繰り返すことによって蓄積された知見やノウハウがセミナーや執筆活動に役立ち、セミナーや執筆活動が間接的な営業活動につながる」という好循環になっているとのこと。中でもUNCOVER TRUTHでの仕事は、大企業のWebサイト解析にあたる機会が多く、さらに一つ一つの案件に深く入り込むため、セミナーのトピックスとして紹介できるような知見・ノウハウにつながる事例が多いのが特徴。個人コンサルの仕事はプロジェクトベースで分析コンサルティングにあたる短期・中期案件から、半年〜1年をかけて事業そのものに関わるアドバイスをするような長期案件まで様々です。

このように役員コンサル・個人コンサルの二つの顔をもつ小川ですが、両方を経験しているからこそ実感するのが「チームで活動できることのメリット」。成長につながる情報交換を自然にできたり、考察の幅が広がったりと、チームで仕事をすることのありがたさを感じると言います。また、役員コンサルと個人コンサルでは仕事内容が違うのはもちろんのこと、仕事相手の属性や連絡を取り合う頻度もそれぞれに特徴があるため「向いている・向いていないを自分で見極めることも大切」とアドバイスしました。

フリーランスになってからのモチベーション管理、収入について

フリーランスで仕事をするうえではモチベーションの管理も非常に重要です。ここでも小川はアナリストらしく(?)、仕事をするうえでの自身の感情の変化を折れ線グラフで説明しました。小川のように業界の第一人者として多くのWebサイト改善実績を出してきたアナリストであっても、案件を受け取った直後はすぐに着手できなかったり「結果を出せるだろうか」という不安に駆られたりするといいます。

またフリーランスのWebアナリストとしてキャリアを考えている方のために「実際のところ、フリーランスになって収入は増えたの?」という疑問についても詳しくお話ししました。フリーランスになることを想像するとき、このポイントが一番気になるという方も多いのではないでしょうか。小川の場合は「収入も増えたが(年金や保険の個人負担など)支出も増えたので、爆発的に収入が増えたという実感はない」ものの、 2014年にフリーランスとして活動を始めた当初の収入を100とすると、2015年160、2016年には224と伸びているようです。

他にも小川は、自身の仕事を最適化するために発足した「Team Ogawa」の活動内容や、キャリアを考える上で重視する「Like」「Fun」「Strength」の3軸、フリーランスとして困難に直面した時の乗り越え方と成長について、さらには多忙な日々を乗り越える健康維持の秘訣まで、Webアナリストとしてのキャリアを考える際に必要な情報を余すところなくお伝えしました。日頃は事例に沿ってノウハウや実績をお伝えすることが多い小川ですが、今回はWebアナリストとしてのキャリアをいかに考えるかということについて詳しくお話しする貴重な機会となりました。小川とともにアナリストとして大規模なサイト改善に挑戦してみたいというWebアナリストの方は、ぜひUNCOVER TRUTHの採用窓口にご連絡ください!

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