【アナリストインタビュー】新卒2年目にして、AIを活用した新領域のプロジェクトに挑む!好奇心を持って学び続け、自らチャンスを引き寄せた若手アナリスト

悪戦苦闘しながら、分析業務の基本を習得した1年目

ーー就職活動時はどんな分野に興味を持っていたのですか?

大学は外国語学部で文系だったのですが、ゼミでPythonを使った言語分析を経験したことがきっかけで「データ分析」に大きな興味を抱き始めました。発展著しい分野としての将来性も魅力的で、自然に「アナリストを自分のキャリアの軸にしていきたい」と考えるようになりました。

ーーUNCOVER TRUTHとは、どのような出会いだったのでしょうか?また、入社を決めた理由は何でしたか?

最初のきっかけは、就活生向けのイベントで事業の説明を受けたことです。ハイレベルなデータ分析で業界に独自の存在感を示していること、また私が学生時代に触れてきたPythonを活用したデータ分析にも力を入れていることを聞き、「この会社なら、自分の希望している仕事ができるはず」と確信しました。

内定の連絡を受けたときはとても嬉しくて、「新卒1期生として、思いっきりチャレンジするぞ!」と熱い気持ちを抱いたのを覚えています。会社として初めての新卒採用であることに対しての不安は全くなく、むしろ期待の方が大きかったですね。

ーー入社してからこれまで、どんな業務を担当してきたのですか?

アナリティクスグループに所属し、最初はWebサイトのCVを改善するCROの分析業務で「データ抽出」部分を行う、サポート業務からスタートしました。その後、サブアナリストとして先輩アナリストに付いて、実務経験を重ね、現在はアナリストの1人として責任ある仕事を任されるまでにステップアップできました。

2年目に入ってからは、CDPやAIを使った予測分析など新規分野のソリューションにも携わるようになっています。

ーー着々とレベルアップしてきたんですね。1年目の経験で、特に心に残っていることはありますか?

1年目は、なかなか思うような結果が出せずに苦しい時期が続いていました。

アナリストの職務としては、まずツールを使った分析業務の「型(基本的な手法)」をしっかり抑えておく必要があります。しかし、私はこの型を体得することに難航し、クライアントに提出できるアウトプットのレベルになかなか到達できずにいました。上司から分析結果のフィードバックを受けて修正を繰り返すたび、自分のスキル不足を実感して、当時はよく落ち込んでいました。

入社して半年後には、サポートからサブアナリストへの昇格テストもことごとく落ちてしまい・・・この時期が1番、焦りや不安を感じていました。気持ちが折れかけることも何度もありましたが、「自分自身の課題にしっかり向き合わないと実力がつかない」とわかっていたので、歯を食いしばって業務に取り組みながら、一歩ずつ前に進んでいく日々でした。

今振り返ると、私は「自分の力で解決したい」性格であるがゆえに、最初の頃は常に1人で頑張ろうとしてしまったのが反省点ですね。ハイスキルで経験豊富な先輩たちにアドバイスを求めたり、フィードバックをもらったりする頻度をあげていたら、より速く成長できたのではないかと思います。

ーー悪戦苦闘しながら乗り越えていったんですね。

はい。あの時期があったから今の自分があると強く感じます。現在は少しずつ自信がついてきました。

会社の主軸の事業もWeb改善から「CRMエージェンシー」として、より広範囲のマーケティング支援へと大きく変化しています。その変化に伴い、より難易度の高いデータ分析が求められるポジションに身を置いているからこそ、多種多様な挑戦ができることが、とても刺激的で面白いですね。

自己研鑽を重ね、念願の「AIを活用した分析」に挑む

ーー現在、AI分野の新しいソリューション開発プロジェクトにも参画していますね。どんなことをしているのですか?

参加しているプロジェクトでは、購入や成約の見込みの高いユーザーを自動抽出する当社独自のAIツールを使って、広告やメールなどの配信を最適化するソリューションを提供しています。

その中で、私は「CVにつながる優良ユーザーを予測するモデル」の構築を担当しています。どんなデータを読み込めば予測モデルの精度をあげられるのか、仮説を立てて検証を繰り返しながら進めているところです。

入社当初から、AIを使った分析には非常に興味がありました。色々な書籍やオンライン教材で情報を集めたり、実際に手を動かしてAIモデルを設計してみたりと、自主的に学習を続けてきた結果、このプロジェクトに参加できることになり、とても光栄に思っています!

ーープロジェクトを通じて、アナリストとしてどんな気づきや変化がありましたか?

このプロジェクトのみならず、進行中の別案件においても、AI活用でより効果的な分析・施策ができる可能性が見えてきました。「機械学習をどう取り入れていくか」はデータ分析の未来に必須の検討事項だと改めて感じています。

最近では「今後のために、アナリストもAIに関連したプログラミングの基礎は理解できた方がいいのでは?」とチーム内で話が出たことをきっかけに「Pythonを活用した分析」をテーマとする社内勉強会をスタートしました。

この勉強会では、私が講師を担当しており、正直、自分自身も勉強中の身で手探りの点も多いのですが、自学してきたことを通じてUNCOVER TRUTHに貢献できるのはとても嬉しいです。

「より率直に、意見が言える場を!」会議の仕組みを変えられた理由

ーー難波さんは、当社の「全員会議」のやり方を変えるきっかけも作りましたね。当時のことを聞かせてください。

以前の「全員会議」は、全社員が参加するものの「マネジメント層からの現状報告を聞く」スタイルでした。私は「ポジション・入社時期・所属チームに関係なく、全員が率直に意見を言える場にしませんか?」と声をあげたのです。

当時、新卒で入社して社会人経験が浅い私たちは、フラットな組織であることは理解しつつも、なかなか自分から意見を発信しづらいと感じていました。

そこで全員会議の中で感じてきた「聞くだけになっている」という課題や「話し合える時間がほしい」という希望を、思い切って皆の前で発表したところ、会議の進め方を見直すことになりました。

まず、「会議で自然に発言できる仕組み」を作るため、テーマを決めたグループディスカッションの時間を設けました。その議論の中で出てきた意見に対して、役員やマネージャーにその場でフィードバックをもらう形になったのです。

この「対話の仕組み」が作られたことで、私たちの事業方針への理解が深まったのを実感しています。会議の雰囲気もガラッと変わりました。このディスカッションを起点に、新しいサービスも生まれています。

全員が事業運営に主体的に関わることを大切にしていて、経営層が社員全員の声をきちんと受け止める当社UTのカルチャーがあったからこそ生まれた変化だったと感じています。

実現したい目標に向けて、学び続ける意志が道を拓く

ーーこれから挑戦していきたいことは何ですか?

全員会議の改革もそうでしたが、社内の課題を新たな仕組みを作ることで解決していきたいと考えています。例えば、日常の業務の中で効率化できる部分を探し出して改善するなど、具体的な解決の道筋を見つけられるようになりたいです。

また、分析業務に取り組んでいると、学びたいことが次から次へと出てきます。データ分析のレベルを上げるために必要不可欠なマーケティング戦略についても、実務だけではカバーできないので、今、後輩たちと自主的に勉強会を実施しています。こうして「学び続けることで、次の挑戦へと進んでいける」ことが、今とても楽しいですね。

将来的には経営の視点を身に付けて、「自分で事業を立ち上げ運営する」ことも視野に入れています。1つひとつの目標を着実に実現させるために、常にキャッチアップを続けて、成長し続けていきたいです。

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